アトピー肌の日焼け止め、SPF50が正解?それとも?

アトピー性皮膚炎のある子どもに日焼け止めを塗ると、守りたいのにしみる、荒れる、落とす時にこすってしまう。そんな悩みに、成分・SPF・塗り方・衣類の優先順位から答えます。
堀向健太 2026.07.16
読者限定

小児科外来の昼休み。
A先生は、保護者から聞いた「SPF50を塗ったら湿疹が悪化した気がする」という相談が頭から離れません。紫外線は避けたい。
でも、毎朝の塗布が子どもにも保護者にも負担になるかもしれない。

そこで、ほむほむ先生に相談してみることにしました。

その悩みを日焼け止め選びだけの問題にせず、皮膚バリア、成分、塗り方、そして衣類や日陰まで含めての整理に進んでいきましょう。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、13085文字あります。
  • まず、アトピー肌はなぜ日差しに弱くなりやすいのか
  • 紫外線療法と日光浴は、名前が似ていても別もの
  • 吸収剤か散乱剤か。まずは『しみないこと』を優先
  • SPF50は悪者ではない。でも、毎日の正解とは限らない
  • 塗り方で、防御力は大きく変わる
  • タクロリムス軟膏と日光の注意は、怖がりすぎず無視しない
  • 最強の紫外線対策は、塗ることではなく浴びる量を減らすこと
  • 今日から使える、失敗しにくい選び方
  • まとめ
  • 引用文献

すでに登録された方はこちら

提携媒体・コラボ実績

読者限定
毎日洗っているのに、なぜ? 子どもの足が強くにおう本当の理由
サポートメンバー限定
医療で使うステロイドと筋肉増強剤のステロイド、どう違う?
読者限定
手足口病が警報レベルに。爪がはがれる、何度もかかる…小児科医が整理しま...
読者限定
子どものヘディングは脳に悪い? 「約3.5倍」の数字を親はどう読むか
サポートメンバー限定
脳のスクランブル交差点が止まるとき。右と左をめぐる脳の話
読者限定
子どもの虫刺されが急に大きく腫れたら? アレルギー・感染症の見分け方と...
サポートメンバー限定
「遅延型アレルギー検査」の落とし穴 ~ 陽性は『危険』ではなく『履歴』...
読者限定
はしかが消す「免疫のセーブデータ」~ 発疹が消えても、終わらない病気の...